『素の味』選定ガイドライン ver 1.0

方針

とにかく食べる。必ず訪れる。 この2つのポリシーを守り、『素の味』は、“情報“や“正しさ“ではなく「おいしい!」をはじまりに選定してます。 創業から変わらず、毎週5〜6時間に及ぶ試食を繰り返した結果、“好みを超えたおいしさ“を持つ食材の生産者を現地訪問しています。

『素の味』を選ぶ上で大事にしたいことは、自分たちで味わい、実際に現地に訪れ、対話の中で学んだきたリアリティを持つこと。 だからこそ、これからも旅を続けて新しい発見があれば、この基準は時代とともに、生産者の新たなチャレンジによっても常に更新されていきます。

基準

『素の味』は、すべてが自然のもの。 Table to Farmには、添加物や遺伝子組み換えの素材を用いたものはありません。 素材はもちろん、添加物指定されていない“食品”とされるもの、加工助剤やキャリーオーバーにおいてもすべて確認・公開をし、100%自然のものだけを『素の味』としています。

確認方法と範囲

確認できないことがある商品の販売は行いません。 生産者との直接コミュニケーションにより、原材料の産地・栽培方法・飼育環境・飼料、製造工程、添加物の使用有無について教えていただいています。 加工助剤やキャリーオーバー成分、添加物指定されていない“食品“とされるものなど、生産・製造の裏側に関しても詳細を確認しています。


カテゴリごとの共通基準

カテゴリー 基準 詳細
自然栽培 在来種

資材|育苗・栽培期間中ともに農薬・化学肥料・有機肥料・堆肥不使用    |圃場内で循環する有機物(稲藁・籾殻・米ぬか・雑草)の使用は可 種子|消毒不可 その他|タニシ・合鴨などの外部生物の投入不可 | TTFにおける「自然栽培」のガイドライン | | 野菜・果物 | 自然栽培 有機栽培 自然循環栽培※

資材|育苗・栽培期間中ともに 農薬・化学肥料不使用 種子|遺伝子組み換え、ゲノム編集、放射線育種不可 | ※ 有機JAS認証の取得はしていないが、育苗・栽培期間中ともに農薬・化学肥料を不使用であるとTTFが現地で確認をした生産者 | | 卵・肉 | 卵 平飼い / 肉 放牧方式

飼料|PHF(ポストハーベストフリー)   |NON-GMO / 遺伝子組み替え分別管理済み   |エコフィード可 薬剤|国で指定されているワクチン以外の抗生物質、成長促進剤、ホルモン剤不使用 その他|断尾や断嘴など痛みを伴う処置不可 | TTFにおける「畜産」ガイドライン | | 魚 | 天然 | | | 調味料・加工品 | 醤油・味噌・酢・みりん 天然醸造 塩 自然塩(天日・平釜)(精製不可) 砂糖 粗糖・黒糖(精製不可:脱酸・脱臭・脱色) 油 圧搾法(化学溶剤での抽出、遺伝子組み換え原料、精製不可:脱酸・脱臭・脱色)

原材料|遺伝子組み替え、または不分別の原料の不使用 添加物|原材料だけでなく、加工助剤・キャリーオーバー成分においても化学合成、化学溶剤を使用して製造・抽出された食品※及び食品添加物、薬剤の不使用 | TTFにおける「加工品」ガイドライン

※ 化学合成、化学溶剤を使用して抽出・製造された「食品」の不使用 ・精製塩 ・精製糖 ・圧搾以外の抽出法で製造された油脂 ・酵母エキス、タンパク加水分解物、アミノ酸液など ・速醸法 |


商品ごとのセレクト基準

米・雑穀

野菜・山菜・きのこ

卵・牛乳・乳製品

肉・ハム・ソーセージ

豆腐・油揚げ・納豆